「40代で留学するのは遅すぎない?」という疑問、私もずっと抱えていました。実際に43歳でセブ島留学を決意するまでは、「今さら挑戦して何になるんだろう」と考える日々が続いていたんです。
それでも、思い切って一歩を踏み出した結果、自分の中で大きな変化がありました。新しい目標を見つけたり、自分に自信を持てるようになったり。年齢を理由に諦めかけていた自分を奮い立たせたことで、今ではその決断を誇りに思っています。
この記事では、40代で留学を考えているけれど、不安で動き出せない方に向けて、実体験をもとにしたリアルな話をお届けします。この記事が、あなたが一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
留学を決めるまでの葛藤

「もっと若い頃に留学しておけばよかった」——こんな風に後悔すること、ありますよね。私も同じでした。
でも気付いたんです。「若い頃に行けなかったことを悔やんでいる自分は、この先もきっと後悔を引きずる」と。
もちろん、家族や仕事、キャリアのことを考えると、すぐに決断するのは難しいですよね。私の場合も、妻や子どもと何度も相談しました。その中で、「人生は一度きり。挑戦しない後悔よりも、挑戦した結果を知るほうがいい」という思いに至ったんです。
そして、具体的なイメージを持つために最初にやったのが、留学エージェントへの相談です。エージェントに話を聞くと、「40代で留学する人も意外と多い」「同世代が集まりやすい学校もある」ということが分かりました。また、40代ならではの学び方や、実際に役立つ留学の形を教えてもらえたのも大きかったです。
迷ったらまず聞いてみる。相談するだけで、不安はだいぶ軽くなりましたよ。
話を聞くだけでも大歓迎のエージェントが多いので気軽に相談しましょう。相談後にしつこく営業や勧誘を受けることもありません。
留学前に心配したポイントと、実際のセブ島留学
英語初心者だけど大丈夫?
私の場合、英語のスキルは中学校レベルでした。でも、セブ島の語学学校は初心者向けのプログラムが充実していて安心でした。
セブ留学の特徴は基本を学ぶ場所ということ。実際に「セブで基本を学んで他の国にワーホリへ行く」など、セブ留学で基本を身に着けて他の国に行く人が多いです。
このため英語初心者が集まる留学先と言えます。
実際に渡航すると最初の1か月は、環境に慣れることと、英語で会話することへの違和感をなくす期間でしたね。2か月でようやく、簡単な会話ができるようになり、3か月経つ頃には、日常会話がスムーズにできるレベルに。少しずつ成長を感じられるのが嬉しかったです。
セブ留学の特徴は初心者向けということです。他の国ではグループレッスンが主流で、英語初心者は参加しずらいことも少なくありません。また、毎日レッスン時間が4,5時間です。しかし、セブ留学では初心者向けのプログラムが多く、基本的に5時間以上のマンツーマン授業+グループレッスンが主流です。※変更可能
年下ばかりの環境で浮かない?
確かに20代や30代の留学生が多いですが、すぐに仲良くなれる環境でした。
同じタイミングに留学した生徒とは、オリエンテーションや施設案内などを一緒に受けるので仲良くなりやすいですし、グループレッスン・クラスレッスンでも頻繁に顔を合わせるので自然と仲良くなります。「英会話学習」「セブ島生活」という共通の話題もあるので会話も弾みやすいです。
他にもマンツーマンレッスンが多いため、こちらの要望やレベルに合わせて授業を進めてもらえるのも助かりました。
授業やオリエンテーションなどで、自然に会話できるので友達・知り合いはつくりやすいです。孤独になることはありません。
治安や生活環境は大丈夫?
治安は日本ほどではありませんが、比較的安全だと感じました。昼間の活動はほとんど問題ありませんし、夜間は必要な注意を払えば特に危険はありませんでした。寮や学校の管理が行き届いているため、安心して生活できましたよ。
★40代セブ留学を終えての感想

セブ島に限らず留学先では、日本人だけでなく同じように他国から学びに来ている留学生にも出会うでしょう。
日本人では大学生や社会人数年目の若者世代が多いので最初は戸惑うかもしれません。しかし以外にも「40代にもなって留学(挑戦)している姿はかっこいい」「人生のアドバイスが欲しい」など好意的に受け入れてもらえることが多かったです。
実際にお悩み相談を受けたり、人生(社会人)経験を聞かれることもたくさんありました。
私以外にも40代の日本人留学生がいましたが、同じ感想を持っていました。
40代が一つの個性として受け入れられた印象!むしろ40代で良かったとさえ思いました。
現地の先生や他国(主にアジア圏)からの留学生とも交流は多いですが、基本的に年齢を聞かれることはありません。年齢を気にするのは日本ぐらいなんでしょうか。
会話するときも英語でフラットに話しますし、下の名前で呼び合うのであまり年齢の差を感じずに済みました。韓国人、台湾人、中国人などいろんなアジアの友達もつくれました。

私の場合、1ヶ月間のセブ島留学でしたので、英語力は大きく伸びた印象はありませんでした。しかし、実際に「知っている単語や文法で外人と英語で話せた」という体験は、非常に貴重です。日本人は知識は豊富ですので、恥じらいさえクリアーすれば意外と話せます。また、英会話の経験によって、英語学習のモチベーションが高まるので、帰国後の学習も続けやすいです。
これからセブ留学したい40代に向けたアドバイスとは?
日本人同士でつるむのを避けたほうがいい
留学の失敗あるあるなのが、「留学先でも日本人ばかりとつるんでしまって、英語が上達しなかった」パターンです。
セブ島では朝から晩まで授業かつマンツーマン授業が多いので、英会話に集中しやすい環境ではありますが、ご飯時や夜のリラックスタイム、休日など、オフタイムにずっと日本人とつるんでしまうと英語が上達しずらいです。
あえて日本人と距離をとったり、他のアジア圏から留学に来ている生徒と英語で会話する時間を増やすと英会話力も向上します。
留学エージェントに相談する際に、「日本人比率が少ない語学学校」を指定することができます。日本人が少ないと当然ストレスが増えることもありますが、自然と英語を話す機会も増えるのでおすすめです。
学生が多い長期休暇の時期をさけたほうがいい
40代以降での留学となる、学生比率も気になる所でしょう。実際、学生が多い期間に渡航してしまうと、「まわりが騒がしくて勉強に集中できない」、「遊んでいる人が多く孤独を感じやすい」こともありえます。
僕自身は長期休暇の時期をはずして渡航しましたが、正解だと思いました。
セブ島は費用も安くて日本からも近いため学生が集まりやすいので、少しでも学生が少ない時期をねらうほうが安心です。
留学エージェントに相談する際に、「10代、20代が少ない学校、または社会人が多い学校」を指定するとよいでしょう。安さで決めると若者が多い学校になるケースが多いので、気になる人は必ず指定しましょう。
その他のアドバイスまとめ
- 事前に英語の基礎を固める
セブ島では会話をたくさんする時間があるので、基礎は事前にやっておくのがコツです。文法や単語の暗記、簡単な日記を書く練習をしておくと良いですよ。私は日記を書いて、ChatGPTで添削してもらうことで勉強していました。 - 目標を明確にする
留学の目的をしっかり考えましょう。資格取得なのか、日常会話を楽しみたいのか。それによって、学び方や学校選び、コースやプログラムの構成が変わります。私は「海外旅行をもっと楽しむため(日常会話の習得)」という目標を持って臨みました。 - 留学エージェントを活用する
プロと話すことで不安が減り、希望が膨らみます。実際、エージェントに「40代での留学は珍しくない」と言われた時は、とても心強かったです。 - 年齢を言い訳にしない
40代だからこそ、人生経験や落ち着きが活きます。同世代の留学生とも自然に仲良くなれますし、新しいチャレンジをすることで得られる達成感は、何ものにも代えられません。
留学で得たものとこれからのこと
人間関係
留学をすると、到着した日から同じタイミングの仲間と自然に仲良くなります。クラスやグループワークを通じて、さらに友達の輪が広がります。週末には、みんなで遊びに行く機会も多く、孤独を感じることはほとんどありません。
日本人だけでなく、アジア各国の留学生とも仲良くなり、LINEやインスタでつながり続けています。帰国後に一緒に旅行に行ったり、訪れた国で再会するなんてこともありますよ。
仲良くなった中国人の子供や、韓国人の若者に、会いに行きます!観光ガイドしてもらおう!
仕事
留学をして感じたのは、日本人がまだまだ英語を話せないという現実です。でも、英語を少しでも話せるだけで、仕事の選択肢は大きく広がります。たとえば、インバウンド系の観光業や日本製品の輸出(アウトバウンド系)関連の仕事など、これから需要が増える分野に挑戦するチャンスも増えるはずです。
また、留学経験を活かしてブログやSNSを発信するのも一つの手。自分の経験が誰かの役に立つと思うと、やりがいを感じます。
英語力
1か月の短期留学だったので、文法や単語力が大きく変わったわけではありません。でも、マンツーマン授業のおかげで、英会話への抵抗はかなり減りました。外国人に話しかけられても「I can’t speak English」で逃げることなく、簡単な会話に挑戦できるようになりました。
中学英語の文法と単語だけでも意外と話せることを実感し、英語で会話する楽しさを味わえたのが大きな収穫です。これをきっかけに、英語学習のモチベーションも大きく上がりました。
英会話している自分をイメージできるようになったのが大きい!
留学準備の流れ
留学準備は最短で2ヶ月で行うことができます。僕自身は、9月に留学を決めて11月に渡航しました。
しかし、実際にはもっと早い段階で動けばよかったかなと思うこともありました。もっといろんな学校を比較したり、コースやプログラムを検証したり・・・
受け入れ先の学校に空きがあれば来月からでも留学することはできますが、できたら半年ぐらい前から準備するのがおすすめです。
以下より、留学の準備の流れを説明します。
①エージェントを決めて相談
初回はオンライン面談。相談は無料なので気軽にスタートできます。
②学校・寮を決めて契約
エージェントが提案してくれるので、自分に合うプランを選べます。
③パスポートやVISAの準備
必要な書類や手続きは、エージェントが丁寧に教えてくれるので安心。
私が利用したのは「スタディーイン」。格安で評判の「スマ留」と比較しましたが、教育の質と提案内容で最終的にスタディーインを選びました。
留学費用の目安
授業料・滞在費(寮・食事込み):
20万円~30万円/月
渡航費:
6万円~10万円(時期による)
その他(光熱費、準備品など):
10万円前後 合計:約40万円
上記がセブ島留学1か月あたりの費用の目安です。
ここではさらに具体的に、
僕が実際に受け取った見積もりと、そのほかにかかった費用の総額を紹介しますので、目安として考えてください。
先に結論から言うと、語学学校と学校寮の費用は247,300円でした。ここに航空チケットや保険、現地の生活費など含めたフィリピン留学の総額は447,300円でした。

| 項目 | 費用 |
| 授業料 | 132,000円 |
| 宿泊費(内部寮・3人部屋/食費込み) | 97,000円 |
| 入学金 | 15,000円 |
| 空港送迎 | 0円 |
| 食事代(1日3食付き) | 0円 |
| 海外送金手数料 | 3,000円 |
| その他サポート料 | 0円 |
| レアジョブ英会話(出発前サポート) | 0円 |
| 飛行機代 | 90,000円 |
| 保険代 | 28,170円 |
| 現地休日の費用 | 70,000円 |
| 現地費用 | 40,000円 |
| 合計費用 | 447,300円 |
※現地費用とは:上記表の中で現地費用という項目があります。これは休日の費用とは別に、必要な費用となります。用途は学生寮の滞在でかかる水道・高熱費・通信費のことです。為替レートによっても変動しますが、1か月あたり3~5万円かかります。※学校によって金額が異なる。
格安で人気の留学エージェント/スタディーインとスマ留を比較
セブ島留学の代理店は数が多く、どこと契約するか悩む人も多いはずです。
僕自身、費用やサービス面で徹底調査して、スタディーインとスマ留の2つの代理店まで絞り込みました。
どちらも格安でセブ島留学を実現できる代理店です。留学エージェントとLINEで連絡が取りあえるため、気軽に質問可能。サポートも手厚いのでおすすめです。
スタディーインとスマ留の特徴をまとめると以下の通りです。
| 項目 | スタディーイン | スマ留 |
| 料金 | 格安 | 格安 |
| 事前学習 | 無料でオンライン英会話が受けられる |
割引価格でオンライン英会話が受けられる
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| サポート | 留学前や滞在中のサポートあり |
留学前や滞在中のサポートあり
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| 学校の選択肢 | 韓国資本の学校が多い(安い) |
日本、韓国など多彩な学校が選択可能
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| 留学前の準備 | 学校選び, ビザ申請, 航空券の手配まで可能 |
学校選び, ビザ申請, 航空券の手配まで可能
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2社の違いは留学前のオンライン英会話レッスンの費用です。
スタディーインは月額7,980円のオンライン英会話コースが出発まで無料で受け放題です。スマ留では6万円相当のオンライン英会話コースが2万円割引で利用できます。
■スタディーインの渡航前英会話レッスン
・サービス名:レアジョブ
・内容:オンライン英会話受け放題
・通常料金:7,980円
・留学生特典:無料
■スマ留の渡航前英会話レッスン
・サービス名:ネイティブキャンプ+LunCul
・内容:オンライン英会話受け放題
・通常料金:60,600円
・留学生特典:39,000円
充実した留学ライフにするために、渡航前の英会話レッスンは必須!無料で英会話レッスンが受けられるスタディーインがおすすめ!
おわりに
43歳でセブ島留学を経験した私が思うのは、「挑戦に遅すぎることはない」ということ。新しい環境で得た自己成長や人間関係、そして「やればできる」という自信は、一生の財産になりました。
もしこの記事を読んでいるあなたが「留学してみたいけど…」と迷っているなら、まず一歩を踏み出してみてください。その一歩が、未来を大きく変えるきっかけになるかもしれません。


